みんなの成長を通して思うこと


10月ですねー!


今年でdance school ONEROUTEとして始動して7年が経ちます。


7年!素直に長い!と感じます笑


一緒にダンスをしている子でも開講当初から来てくれている生徒さんもいて、
もう半分母親のような気持ちで成長を見て来ました。


早い子で年少さん〜1年生くらいでみんなダンスを習い始め、イベントも沢山あったので、みんなリハーサルやレッスンも沢山受け、一生懸命練習して少しずつ色んな事が出来るようになりました。


しかし、2年、3年と続けていてもなかなか今ひとつ抜き出る事が出来ない、、

何故だろう?

みんなダンスは好きだし、やる気はとてもあるので、そこは問題ではない、、


鏡がない環境のせいか?
私の教え方が悪いんだろうか?とても悩みました。
毎日が試行錯誤でした。


そして気付いたのです。


「人間の身体はアナログ」


私が20代の頃、バレエの先生に言われた好きな言葉の一つです。
保育園の頃からダンスを始めて、何も出来なかった子達が、コツコツコツコツ練習を重ねて、お客さんの前でダンスを披露する事が出来る。
それだけで立派な成長ではないか!と。


今日ダンスを始めて明日、明後日完璧にできる。そんな訳はなく、長い年月をかけて成長していくのだと。
何も急ぐ必要はないと、とにかく丁寧な指導を心掛けました。


そんな中転機が来ます。


開校6年目に発表会を開催する事になり、1年ほど前から猛練習が始まりました。

(私に関しては20作品ほど創り、演出・構成、その他の業務も本当大変だったなー…しみじみ( ̄  ̄))


リハーサル期間が後半戦に差し掛かる頃、みんなの踊りがビックリするほど変わったのです!


あれ?この子こんなに踊れるようになったの⁈


あれ?前よりダイナミックに踊れてる!


等々、ほぼ全員に成長が見られました!


これは沢山のリハーサルを乗り越えたからだけではなく、みんなの「ダンスが好き!もっと上手くなりたい!」
という気持ちが何よりも強かったからです。


そして発表会本番では、最高のパフォーマンスを披露してくれました。


リハーサル期間、楽しい事だけではなかったかもしれません、思うように出来なくて、辛い時期もあったかもしれません、私も長いダンス人生でそうでした。


でもみんなそれを乗り越えてくれたんです。
自分のために。


お母さん達の絶大なサポートも重要でした。


この数年間、送り迎えだけでなく我が子を影ながら応援し、気持ちの面で支え続けてくれた。
それが無かったら子供達はダンスを続けていられませんでした。
本当にお母さん達には感謝です!


こうして長くダンスを続けて来た生徒達は、精神面でもとても強く、簡単に凹たれません。
ちょっと厳しい事を言ったとしても、それを上回る勢いを見せてくれます。


技術面、精神面で成長するためには、何事も続ける事に意味があります。
ダンスだけでなく、スポーツだって、なんだって。


これには幼少期~児童の頃が非常に大事な時期なのです。


子供の頃に諦める・辞めるという思考や癖が一度つくと簡単には取ることが出来ず、“逃げる”選択をするようになってしまい、メンタルが育ちません。
結果、技術面も精神面も成長が出来ません。


私も3人の子供の親なので、親としても講師としても、子供達や生徒達にそうなってほしくないです。


大人が英会話の勉強を始めて半年で、ネイティブ並に会話出来ますか?
ダンスを始めて半年でバリバリ踊れるようになりますか?
残念ながら、恐らくそれは無理です。
子供も一緒です。


もちろん成長スピードは人それぞれなので、出来る人もいるかもしれません。


でもほとんどの人はコツコツ積み重ねて時間をかけて習得して行きます。


いきなり点数高い所を求めないでほしいんです。

ココが今回言いたかった大事なポイントです!


このblogを読んでくださるのは、ほとんどが保護者の方や大人の方だと思いますが、
お子さんの頑張りをどうか温かく見守ってください。
楽しい時も辛い時も側で寄り添ってあげてください。
時に励ましたり、褒めてあげてください。



もちろん私も、ダンスを通して"ダンスの技術を教える"だけでなく、みんなの内面が成長できるよう"教育"の観点も踏まえて、今後もみんなに接して行きたいと思います。


一人一人が自分らしく!
今日も楽しいダンスライフを送れますように。

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